借金の法則 2008 10 4

 一般的に、借金というものは、借り手の悩みであるが、
その額が巨額になれば、今度は、貸し手の悩みとなる。
 相手(借り手)が破産すれば、自分も破産することになるから、
貸し手は、不安で夜も眠れなくなる。
 この法則は、ローマ時代から続く。
ローマ帝国時代も、そうだった。
 そういうわけで、「元金は返ってこない」と思った方がよい。
「利子さえ返済してくれればよい」と考えれば、
夜も眠れるようになる。
 以上、貸し手側の視点から書いたが、
こうした法則は、借り手には、朗報となる。
つまり、アメリカにとっては、朗報となる。
 もう一度書きますが、
借金というものは、借り手の悩みであるが、
その額が巨額になれば、今度は、貸し手の悩みとなる。
こうした悩みの「変遷」は、ローマ時代から続いている。
 そして、「元金はともかく、利子さえ返済してくれればよい」という諦観も、
太古の昔から見られた現象である。
 なぜ、歴史は繰り返すのか。
人間は反省をしないと同じ過ちを繰り返す。
その人間が歴史を作っているから、歴史は繰り返すことになる。
 現代のローマ帝国、アメリカ。

















































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